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弁護士コラム Column

出向中

2014年03月18日

 昨年,銀行を舞台とした某ドラマで「出向」が話題になりましたが,現在,事務所を離れて大学病院に出向しています(片道切符・・・・ではないはず)。法律事務所から医療機関への出向は珍しいケースだと思います。 出向先では,主に,学校法人の法務や,病院法務・医療安全部門の活動に関わっています。中でも,医療安全部門の活動は,幅が広く,院内でのインシデント・アクシデントの収集・分析や,重大なアクシデントの初期対応,クレーム対応,院内の規程・指針策定,医療に関する法的リスク管理等が中心です。 病院で起こる法律問題は,単純な法律の当てはめで解決できるものは少なく,弁護士から見ても悩ましい問題ばかりですが,できるだけ現場のスタッフが悩まなくてもすむような実践的なアドバイスができればと思っています。 さて,病院内部に入りますと,まず躓いたのは言葉の問題です。 もちろん皆さん日本語で話していますが,医療英語,略語が多用されています。もともと医療英語はわかりにくい上, CTA,CTR,CPR,CPAなどと略されると,とっさに何のことだったかなと考えてしまいます。ムンテラ,アナムネ,ゼク,ケモ・・・・等も多用されます。知らないと厳しいですね。 なぜか,時折ドイツ語も混じります。もともとドイツ語が多かったそうですので,その名残でしょうか。胃管のことをマーゲンチューブと呼んだりしていますが,マーゲン(Magen 胃)はドイツ語なのにチューブ(Tube 管)は英語です。言葉としては明らかに間違っているような・・・・どうなんでしょうか。 最近は,「それ何のことですか」と聞くことも少なくなりましたし,自分から略語などを話すこともありますが,自分で話していて気持ち悪さが抜けないのが出向中の身の限界かもしれません。

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