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弁護士コラム Column

医療機関の風評被害・ネット炎上対策

2017年04月13日
弁護士 米山 健太

患者にとって自らの健康を預ける医療機関への関心は強く,ネット上でも多様な形態で情報交換が行われています。そのため,行き違い・誤解が原因で医師と患者との信頼関係が壊れた場合,ブログや口コミサイトなどのネット上で医療機関(あるいは医師個人)が批判される事案も見られます。 ネット上の炎上・風評被害への対策は,当該記載が真実か否かで大きく変わりますので,初動としては,批判・炎上の原因が何処にあるのかを調査・確認することが重要となります。 全く根拠のない中傷など,違法性が明らかな記載であれば当該記載の削除や投稿者に対する損害賠償請求を検討することとなります。一方で,名誉毀損・信用毀損等に該当しない,単なる批判であれば強制的な削除請求は行えませんので,原因の改善など将来に向けた対策が中心となります。 少なくともネット上で反論することは更なる反発を招く以上の効果は出来ませんので,冷静に事案を把握し,業務改善に活かすべき批判を活かし,虚偽の風評被害には毅然とした対応をとることが必要です。 風評被害・炎上対策は当該表現の違法性という法律問題の検討が欠かせません。また,平成29年2月には,民間企業によるネット記事削除代行が弁護士法72条が禁止する「非弁行為」にあたると裁判所が判断した旨の報道もされています。 当事務所は,東海三県を中心に,医療機関からのご相談を受け付けておりますので,早期にご相談ください。

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